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JR亀岡・馬堀駅前 路上喫煙規制条例目指すのに… 

市の喫煙所設置「矛盾」
JR亀岡駅前に設置された喫煙所。ロータリーに近く人通りが多く受動喫煙を懸念する声も(亀岡市追分町
JR亀岡駅前に設置された喫煙所。ロータリーに近く人通りが多く受動喫煙を懸念する声も(亀岡市追分町)

 亀岡市は、受動喫煙を防ぐため路上喫煙を規制する条例案の6月市会への提案を目指している。一方でJR亀岡・馬堀両駅前の歩道上に管理者である市が喫煙所を設けており、条例制定後も撤去しない方針だという。一部の市民からは「受動喫煙の対策が不十分。矛盾ではないか」との声も上がっている。

 条例素案によると、罰金を設定できる禁止区域内であっても管理者が設けた喫煙所は適用除外される。市民に路上喫煙をしないように求めながら、駅前の喫煙所を「公認」する結果となっている。
 しかし、市が設置した喫煙所は灰皿を設置しただけで煙の流れを防止する措置は一切取られていない。乗降客が多い場所だけに受動喫煙の被害も懸念されている。

 設置者である市環境政策課は「喫煙所の撤去を求める市民の声は実際にある。しかし、吸い殻のポイ捨て防止もある。分煙対策を検討したい」とする。5月7日まで条例案への意見を募っている。

【2018年04月19日掲載】